テレ朝・玉川徹氏、「事実ではありませんでした」国葬発言を謝罪訂正で視聴者から怒号「降板させろ」「デマ垂れ流す局も無責任」
9月29日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏(59)が出演。前日の番組内での発言を「事実ではありませんでした」と訂正したが、視聴者からは「反省してるなら冒頭で謝罪すべきだろ」「これまでも失言多すぎるし、降板させるべき」「憶測で語ってこんな誤報が許されるか!」と大炎上している。
朝8時スタートの同番組だが、話題が切り替わった9時12分に司会の羽鳥慎一アナウンサー(51)から「きのうのパネルコーナーで玉川さんが発言したことについて、玉川さんから……」と説明が入り、これを受けた玉川氏が「きのうのパネルコーナーの中で、私が安倍元総理の国葬に『電通が関与している』というふうにコメントしたんですが、この発言はですね、事実ではありませんでした。さらに、電通は全く関わっていないということが分かりました」と、誤った認識のうえでの発言だったと訂正。そのうえで「関係者の皆さま、それから視聴者の皆さま、訂正して謝罪致します。申し訳ありませんでした」と謝罪し頭を下げた。
玉川氏は前日の番組内で、安倍晋三元首相(享年67)の国葬で菅義偉前首相(73)が友人代表として述べた弔辞に関して、「それはそういう風に作りますよ、当然ながら。政治的意図がにおわないように、それは制作者としては考えますよ。当然、電通が入ってますから」と発言していた。謝罪は時間にしてわずか20秒だったが、その後の羽鳥アナの「では、このあと、玉川さんの『そもそも総研です』」というアナウンスで、すぐさま玉川氏の持ちコーナーに移行。
これに視聴者から「本当最低ですね まさか謝罪だけで済むと?」「名誉棄損で訴えられるレベルの誤報」「本当に反省してるの?なぜコーナーの隙間に目立たない形で謝罪するの?本来なら冒頭に謝罪でしょ」「菅さんにも謝って!」「『私、嘘ついてました』の直後に自分が担当したコーナーをこんな平気な顔して、どうしてできるのか」と怒りの声が噴出している。
「玉川氏は今月9日にも、旧統一教会に関連する発言に際し“反社会的勢力”と“北朝鮮に関わる団体”を同列だと受け止められかねない発言をして、番組終盤に『不適切だったと思います。すみませんでした』と謝罪したばかり。ほかにも、憶測や間違った認識のものとで持論を語る傾向があり、6月には帯状疱疹ワクチンに関する誤情報を語って、のちに『勘違いしてました。すいみませんでした』と謝罪しています。しかも、こうした失言や誤認発言を何年も繰り返しており、そのたびに番組内で簡単に謝罪するだけ。『降板させろ!』『テレ朝の社員なんだから上層部も謝罪に出てくるべき』『こういうやつを使い続けデマを垂れ流す局も無責任』と、テレビ朝日に対する批判も声が多くあがっていました」(政治記者)
前日には、ディレクターの立場から「政治的意図がにおわないように考える」とも発言していただけに「テレ朝が今まで意図的な情報操作をして、発信したと公言した」「誤解は解消されないし意図的悪用ならテレビ電波を使う資格がない」と盛大なブーメランとして跳ね返ってきていた。
【全文】安倍元首相「国葬」 菅前首相 追悼の辞
2022年9月27日 16時23分
安倍元総理大臣の「国葬」で、菅前総理大臣が友人代表として追悼の辞を述べました。
以下、その全文です。
菅前首相 追悼の辞
7月の、8日でした。
信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい、同じ空間で、同じ空気を共にしたい。
その一心で、現地に向かい、そして、あなたならではの、あたたかな、ほほえみに、最後の一瞬、接することができました。
あの、運命の日から、80日が経ってしまいました。
あれからも、朝は来て、日は、暮れていきます。やかましかったセミは、いつのまにか鳴りをひそめ、高い空には、秋の雲がたなびくようになりました。
季節は、歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。無情にも過ぎていくことに、私は、いまだに、許せないものを覚えます。
天はなぜ、よりにもよって、このような悲劇を現実にし、いのちを失ってはならない人から、生命を、召し上げてしまったのか。
口惜しくてなりません。哀しみと、怒りを、交互に感じながら、今日の、この日を、迎えました。
しかし、安倍総理…と、お呼びしますが、ご覧になれますか。
ここ、武道館の周りには、花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、たくさんの人が集まってくれています。
20代、30代の人たちが、少なくないようです。明日を担う若者たちが、大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。
総理、あなたは、今日よりも、明日の方が良くなる日本を創りたい。若い人たちに希望を持たせたいという、強い信念を持ち、毎日、毎日、国民に語りかけておられた。
そして、日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲きほこれ。これが、あなたの口癖でした。
次の時代を担う人々が、未来を明るく思い描いて、初めて、経済も成長するのだと。
いま、あなたを惜しむ若い人たちがこんなにもたくさんいるということは、歩みをともにした者として、これ以上に嬉しいことはありません。報われた思いであります。
平成12年、日本政府は、北朝鮮にコメを送ろうとしておりました。
私は、当選まだ2回の議員でしたが、「草の根の国民に届くならよいが、その保証がない限り、軍部を肥やすようなことはすべきでない」と言って、自民党総務会で、大反対の意見をぶちましたところ、これが、新聞に載りました。
すると、記事を見たあなたは、「会いたい」と、電話をかけてくれました。
「菅さんの言っていることは正しい。北朝鮮が拉致した日本人を取り戻すため、一緒に行動してくれれば嬉しい」と、そういうお話でした。
信念と迫力に満ちた、あの時のあなたの言葉は、その後の私自身の、政治活動の糧となりました。
その、まっすぐな目、信念を貫こうとする姿勢に打たれ、私は、直感いたしました。この人こそは、いつか総理になる人、ならねばならない人なのだと、確信をしたのであります。
私が、生涯誇りとするのは、この確信において、一度として、揺らがなかったことであります。
総理、あなたは一度、持病が悪くなって、総理の座をしりぞきました。そのことを負い目に思って、2度目の自民党総裁選出馬を、ずいぶんと迷っておられました。
最後には、2人で、銀座の焼鳥屋に行き、私は、一生懸命、あなたを口説きました。それが、使命だと思ったからです。
3時間後には、ようやく、首をタテに振ってくれた。私はこのことを、菅義偉生涯最大の達成として、いつまでも、誇らしく思うであろうと思います。
総理が官邸にいるときは、欠かさず、1日に1度、気兼ねのない話をしました。いまでも、ふと、ひとりになると、そうした日々の様子が、まざまざと、よみがえってまいります。
TPP交渉に入るのを、私は、できれば時間をかけたほうがいいという立場でした。総理は、「タイミングを失してはならない。やるなら早いほうがいい」という意見で、どちらが正しかったかは、もはや歴史が証明済みです。
一歩後退すると、勢いを失う。前進してこそ、活路が開けると思っていたのでしょう。総理、あなたの判断はいつも正しかった。
安倍総理。日本国は、あなたという歴史上かけがえのないリーダーをいただいたからこそ、特定秘密保護法、一連の平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など、難しかった法案を、すべて成立をさせることができました。
どのひとつを欠いても、我が国の安全は、確固たるものにはならない。あなたの信念、そして決意に、私たちは、とこしえの感謝をささげるものであります。
国難を突破し、強い日本を創る。そして、真の平和国家 日本を希求し、日本を、あらゆる分野で世界に貢献できる国にする。
そんな、覚悟と、決断の毎日が続く中にあっても、総理、あなたは、常に笑顔を絶やさなかった。いつも、まわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。
総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8か月。私は本当に幸せでした。
私だけではなく、すべてのスタッフたちが、あの厳しい日々の中で、明るく、生き生きと働いていたことを思い起こします。何度でも申し上げます。安倍総理、あなたは、我が国日本にとっての、真のリーダーでした。
衆議院第1議員会館、1212号室の、あなたの机には、読みかけの本が1冊、ありました。岡義武著『山県有朋』です。
ここまで読んだ、という、最後のページは、端を折ってありました。そしてそのページには、マーカーペンで、線を引いたところがありました。
しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも、山県有朋が、長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人を偲んで詠んだ歌でありました。
総理、いま、この歌ぐらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。
かたりあひて 尽しヽ人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ
かたりあひて 尽しヽ人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ
深い哀しみと、寂しさを覚えます。総理、本当に、ありがとうございました。
どうか安らかに、お休みください。
令和4年9月27日 前内閣総理大臣、菅義偉
代表的な
アベガーコメンテーターの玉川氏らしい発言であり、
極左マスコミであるテレビ朝日だからこその発言だと思いますが
テレビ局のスポンサーでもある広告代理店を名指しで
そして、何の根拠もなく批判コメントをしたんですから
謝罪に追い込まれても仕方ないことでしょう。
今までも玉川氏の発言は右側の方々に火をつけ続けており
テレビ朝日の炎上マーケティングの一翼として
Yahooニュースに取り上げられることも多く
降板させるにはもったいないと局も考えているでしょう。
玉川氏が電通に赴いて土下座謝罪するくらいで納めたいところでしょう。
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