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米ファンドへの約300億円賠償 世銀仲裁機関が韓国政府に命じる

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記事入力 : 2022/08/31 12:57
米ファンドへの約300億円賠償 世銀仲裁機関が韓国政府に命じる
【ソウル聯合ニュース】米投資ファンドのローンスターが韓国外換銀行(現ハナ銀行)の売却を巡り2012年に韓国政府を相手取って損害賠償を求めた仲裁申し立てで、世界銀行グループの投資紛争解決国際センター(ICSID)は韓国政府に2億1650万ドル(約300億円)の賠償を命じる裁定を出した。ローンスターが当時請求した46億7950万ドルの約4.6%に当たる。韓国法務部が31日、明らかにした。
 ICSIDは併せて、11年12月3日から賠償金の支払いが完了する日までの利息の支払いも命じた。1000億ウォン(約103億円)程度になると推計される。ただ、韓国通貨ウォンは現在、対ドルで下落が続いており、ウォン換算の賠償金は膨らむ可能性もある。
 ローンスターは03年にベルギーの子会社を通じて韓国外換銀行の株式を1兆3834億ウォンで取得した。複数の企業と売却交渉をした末、12年に韓国・ハナ金融持ち株に3兆9157億ウォンで売却した。
 これに関しローンスターは、韓国政府が韓国外換銀行の売却に不当に介入したことで46億7950万ドルの損害が発生したとして12年11月、投資家対国家の紛争解決(ISDS)条項に基づきICSIDに仲裁を申し立てた。ISDSは、海外の投資家が投資先の国の法令や政策によって被害を受けた場合に国際仲裁を通じて損害賠償を受けられるようにする仕組み。
 ローンスターは韓国政府の介入により高値で売却する機会を失い、むしろ値下げを余儀なくされたと主張した。韓国金融委員会が正当な理由なく売却承認を遅らせたり、売却価格を引き下げるよう圧力をかけたりしたという。また、国税庁が恣意的な基準を適用して課税したと反発した。
 これに対し韓国政府は、ローンスターの株価操縦疑惑などの刑事裁判が進行中だったため、正当に売却審査期間を延ばしたと反論。売却価格が下がったのは、事件の有罪判決を受け韓国外換銀行の株価が下がったためだとした。課税に関しては、ローンスターが課税免除を目的に実体のない会社を使ったと見なし、実質課税の原則を適用したと説明した。
 ICSIDの裁定は請求額の4.6%の賠償だったことから、ローンスターの主張の大部分を退けたとの見方ができる。
 韓国政府は追って分析結果を説明する予定だ。韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官は「異議申し立てなど、必要な手続きを準備する予定だ」と述べ、「国益に沿うよう、最善を尽くす」と強調した。
聯合ニュース Copyright (c) Chosunonline.com


金融危機で破綻した韓国のポンコツ銀行を

ローンスターが再建して売却しようとしたところ

韓国政府が難癖をつけて売却を邪魔をしたという事件のようです。

ローンスターがポンコツ銀行の再建にあたり、

リストラなどの人員整理や給与見直し等を行ったことが

韓国国民情緒に抵触したため、政府が売却の邪魔をして

売却時期が遅くなるなど売却価値を下げたようですが、

韓国特有のカントリーリスクのため仕方ないことです。

このようなリスクを避けるためには、

いくら韓国政府や韓国企業が危機になったとしても

決して助けたりしないことです。

朝鮮人相手に正当な商売などできるはずがありません。
記事入力 : 2022/09/01 10:48
韓国政府、米系ファンドへの2億1650万ドル賠償命じた判定の取り消し申し立て検討
 世界銀行傘下の国際投資紛争解決センター(ICSID)が31日、韓国政府に米系私募ファンド、ローンスターへの約2億1650万ドル(約301億円)の賠償を命じた判定について、韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官は「ローンスターの請求額よりもかなり減額されたが、今回の判定は受け入れ難い」とし、「取り消しの申し立てなどの措置で血税が一銭たりとも流出しないように最後まで最善を尽くす」と表明した。
 韓国法務部は国務調整室長を議長とする関係官庁タスクフォース(TF)で約400ページの判決文を分析した後、近く判定取り消しを申し立てる計画だ。韓国政府はICSIDの判定について、権限の超過行使、理由不記載、手続き上の規則違反などを理由に120日以内に取り消しの申し立てができる。ICSIDは3人の審判官による委員会を構成し、審理を進める。最終決定までには少なくとも1年以上を要する見通しだ。
 法務部の韓昌完(ハン・チャンワン)国際紛争対応課長は「ICSIDは過去10年間で訴訟当事者の取り消し申し立ての約10%程度を認めた」とし、「今回の判定は2対1で意見が分かれたが、判定文に韓国の主張を受け入れた40ページほどの少数意見が載せられているだけに、取り消しの可能性があるのではないか」と話した。
 ローンスターは2012年、「投資家・国家間訴訟(ISD)」を通じ、46億7950万ドル(約6506億円)を要求する国際仲裁訴訟を起こし、ICSIDはうち4.6%に相当する2億1650万ドルを賠償すべきと認定した。
 ICSIDが韓国政府の申し立てを認めなければ、追加訴訟費用と延滞利息も膨らみ、損害がさらに数十億ウォン増えることになる。過去10年間にかかった訴訟費用は487億ウォンで、ローンスターへの賠償を命じられた2890億ウォン余りに対する延滞利息は2011年12月からこれまで約185億ウォンだ。法務部関係者は「請求の大半を棄却されたローンスター側がICSIDに先に判定取り消しを申し立てる可能性が高い」と話した。
表泰俊(ピョ・テジュン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 Copyright (c) Chosunonline.com


財政破綻待ったなしの韓国政府には賠償金は払えないので

何とか先延ばししたいようです。

先延ばししても状況が好転するとは思えませんが…

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