尹大統領「岸田首相、両国関係を発展させるパートナーとして確信」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.30 06:434
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が岸田文雄首相に対して「両国関係を発展させるパートナーだと確信する」と述べた。また「北核が高度化するほど韓米日安保協力が強化されるだろう」と明らかにした。
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席中の尹大統領は29日午後1時(以下、現地時間)、スペイン・マドリードで朴振(パク・ジン)外交部長官が同席した中で開かれた記者会見で「インド太平洋地域とNATO間の緊密な相互協力が重要な時になった」とし「自由と人権、法治を重視する規範に立脚した秩序が尊重される、そのような協力をNATO諸国とインド太平洋諸国が共に連帯して作っていかなければならない」と述べた。
4年9カ月ぶりに開かれた韓日米首脳会談に関連し、尹大統領は「韓米日間で北核危機に関連し、安保協力を強化しなければならないという共感はある」とし「安保協力は北核が高度化されるほどますます強化されるだろう」という期待と展望を示した。
前日初めて会った岸田首相については「昨日、国王夕食会で少しだけ話を交わし、今日は相当な時間をアジア太平洋4カ国会議に割いたが、私が受けた印象は岸田首相と韓日の懸案に対応していき、両国の共同利益のために関係を発展させることができる、そのようなパートナーになれると確信したこと」と肯定的な印象を持ったことを伝えた。
政治への参加を宣言してから1年という時間をスペインで迎えた尹大統領は「昨年のちょうど今日、政治を始めることになった理由について、自由民主主義と法が支配する社会を作ると申し上げた」とし「今日このNATOでの主題も結局は自由と法が支配する世界秩序を作り、平和繁栄を実現しようということなので、互いに国内外問題が違わないと考える」と述べた。
NATO「中国は体制上の挑戦」 戦略概念で初言及
2022年6月29日 23:29 (2022年6月30日 5:04更新)
【マドリード=竹内康雄】北大西洋条約機構(NATO)は29日、今後10年の指針となる新たな「戦略概念」を採択するとともに、首脳宣言を発表した。NATOの戦略概念として初めて中国に言及。中国が「体制上の挑戦」を突きつけていると明記した。
新しい戦略概念は2010年に採択して以来約12年ぶり。これまでの戦略概念はロシアとの関係を「戦略的パートナーシップ」と呼ぶ一方、中国には触れていなかった。新概念はロシアを「最も重要で直接の脅威」と定義。ウクライナに侵攻し、NATOと対立を深める現状を映した。
中国について、核兵器の開発に加え偽情報を拡散したり、重要インフラ取得やサプライチェーン(供給網)を支配したりしようとしていると分析。宇宙やサイバー、海洋で、軍事的・経済的な影響力を強めていると主張した。中ロが、ルールに基づく秩序を破壊しようとしていることは「我々の価値と利益に反している」と強調した。
ストルテンベルグ事務総長は記者会見で「中国の威圧的な政策は、我々の利益、安全、価値に挑んでいる」と戦略概念と同様の表現で訴えた。中ロの位置づけを大きく変えたことで、米欧の軍事同盟であるNATOは歴史的な転換点を迎えた。
首脳会議には日本やオーストラリアなどアジア太平洋の4カ国を招いた。戦略概念はインド太平洋地域の情勢が「欧州・大西洋に直接影響することを考えると、同地域は重要だ」として、対話と協力を深める方針を明記した。
尹大統領「非核化への意志、北核への意志より強い」韓国首脳、初のNATO演説
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.30 07:200
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で「北朝鮮を非核化の道に導き出すためには無謀な核・ミサイル開発への意志より国際社会の非核化への意志がさらに強いということを明らかに見せなければならない」と明らかにした。
大統領室によると、尹大統領は29日(現地時間)午後、スペイン・マドリードで開かれた「NATO同盟国・パートナー国首脳会議」でこのように演説を行ってNATO同盟国とパートナー国指導者の持続的な協力と支持を呼びかけた。韓国の首脳がNATOの舞台で演説を行ったのは今回が初めてで、演説は3~4分間行われた。
ボリス・ジョンソン英国首相に続き、7番目に演壇に上がった尹大統領は「北朝鮮の核・ミサイルプログラムは国連安全保障理事会の決議を明確に違反したもの」とし「韓半島(朝鮮半島)と国際社会の平和安保に重大な挑戦」と指摘した。
また、NATOのいわゆる「新戦略概念」に言及した。尹大統領は「今日、国際社会は単一国家としては解決できない複合的な安保脅威に直面している」として「新戦略概念が反映されたインド・太平洋地域に対するNATOレベルでの関心もこのような問題意識をよく見せる」と話した。
また「大韓民国とNATOは2006年グローバルパートナー関係を築いて以来政治・軍事分野の安保協力を発展させ、もう大韓民国が力を備えた国家としてより大きな役割と責任を全うする」と付け加えた。
尹大統領は経済・サイバー安保などを取り上げて「NATO同盟国と緊密な協力を期待する」とし、ウクライナ事態を念頭に置いたように「新しい競争と葛藤構図が形成される中でわれわれが守ってきた普遍的価値が否定される動きが見えている」とも指摘した。
同時に「自由と平和は国際社会との連帯を通じて保障される」とし「韓国とNATOの協力関係がこのような連帯の礎になることを期待する」としめくくった。尹大統領に続いて8番目にはジョー・バイデン米国大統領が演説舞台に上がった。
韓国は場違いな会議に出席してしまい、肩身が狭かったことでしょう。
今回のNATO首脳会議はロシアだけでなく支那を脅威とするものなので
支那の属国である韓国は支那について何も発言できないため
NATO加盟諸国に関心がない北朝鮮の話をしています。
また、尹錫悦大統領はNATO会議ではなにも実績は残せないので
夫人を連れて親善外交を行いたかったようですが、
結局、何も結果が残せていないようです。
アメリカの手前、参加してみたものの、明らかに場違いで
何もできず、ボッチになってしまい、気まずいことになってしまいました。
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