記事入力 : 2022/06/29 10:39
尹大統領がマドリードで岸田首相と初対面 「韓日関係を未来志向に」
【マドリード、ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は28日(現地時間)、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(29~30日)が開かれるスペイン・マドリードで同国の国王フェリペ6世が主催する晩さん会に出席し、日本の岸田文雄首相と初めて対面した。
韓国大統領室によると、尹大統領と岸田首相は3~4分ほど言葉を交わしたという。
まず岸田首相が尹大統領の就任と今月1日の統一地方選の勝利を祝い、尹大統領は岸田首相も7月10日の参院選で良い結果を得られるよう願っていると応じた。
また、尹大統領が「参院選後に、韓日間の懸案を速やかに解決して(両国関係を)未来志向に進める考えを持っている」と述べると、岸田首相は感謝の意を示し、より健全な両国関係に発展させるため努力しようと呼び掛けた。両首脳は、29日(現地時間)に開く韓米日首脳会談などの場で対話を続けていくことを申し合わせたという。
NATO首脳会議に合わせたマドリードでの韓日首脳会談は開かれない見通しで、予想されていた両首脳の略式会談も行われないことになった。こうした中、両首脳が晩さん会で「遭遇」する形で言葉を交わしたようだ。会談の白紙化を巡っては、選挙を控え、韓国との首脳会談で歴史など政治的に敏感な問題が取り上げられることを負担に感じた日本側の雰囲気も一因とみられている。
尹大統領は、大統領選で当選した直後の3月11日に岸田首相と電話で15分間会談した。就任式が開かれた先月10日には林芳正外相と面会し、岸田首相の親書を受け取った。
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日本政府「岸田首相が尹大統領と短時間対話…韓国側と緊密に意思疎通」
ⓒ 中央日報日本語版2022.06.29 16:210
日本政府はスペインで28日に日本の岸田文雄首相が韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が対話した事実を確認した。
NHKなどが29日に伝えたところによると、磯崎仁彦官房副長官はこの日の定例会見で、岸田首相がスペイン国王主催の晩餐会で尹大統領とごく短時間ことばを交わしたと明らかにした。
磯崎副長官は、岸田首相が「非常に厳しい日韓関係を健全な関係に戻すために尽力してほしい」と伝えたとし、「日本政府としては、日韓関係を健全な関係に戻すべく、日本の一貫した立場に基づき、今後、尹大統領はじめ韓国側と密接に意思疎通をしていきたい」と述べた。
これに先立ち、この日韓国大統領室は公示を通じ「尹大統領と岸田首相がマドリードの王宮で開かれたスペイン国王夫妻主催の歓迎晩餐会で会った」と明らかにした。大統領室によると、岸田首相が尹大統領に近づいてことばをかけ、尹大統領の就任と地方選挙勝利を祝った。
これに対し尹大統領は「岸田首相も参議院選挙で良い結果が出るよう祈る。私と参謀は参議院選挙が終わった後に韓日間の懸案を早く解決し未来指向的に進む考えを持っている」と話した。
岸田首相は「感謝する。尹大統領が日韓関係のために努力してくれていると承知している。日韓関係がもっと健全な関係に発展できるよう努力しよう」と話した。
この日の両首脳の対話は3~4分ほどで、29日に開かれる韓米日首脳会談などで対話を継続することにしたと大統領室は伝えた。韓国が切望していた日韓首脳会談はなく
岸田首相から声を掛けた?日韓首脳が夕食会で初対面=韓国ネット「偶然会っただけでしょ」
Record Korea 2022年6月29日(水) 14時0分
2022年6月29日、韓国メディア・マネートゥデイは、「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が岸田文雄首相に初めて会い、未来志向的な日韓関係について対話した」と報じた。
記事によると、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席中の尹大統領は現地時間の28日、スペイン国王主催の夕食会に出席し、岸田首相と対面した。大統領室の話では、岸田首相から尹大統領に近づいてあいさつを交わし、尹大統領の就任と地方選挙での勝利を祝ったという。
これに対し尹大統領が「岸田首相も参議院選挙でよい結果が出ることを祈る。私や参謀らは、参議院選挙が終了次第に日韓の懸案事案を早期に解決し、未来志向的に進みたいと考えている」と話すと、岸田首相は「感謝する」とし、「尹大統領が日韓関係改善のために努力してくれていることを知っている。日韓関係がより健全に発展できるよう努力しよう」と答えたという。
この場での会話は3~4分ほど続いたといい、両首脳は29日の日米韓首脳会談などでも対話を行う予定とのこと。ただし記事は、「今回の会議中に日韓首脳会談は開かれない」とし、「両者会談が実現したとしても30分前後の短い時間しか取れず、両国間の懸念事案について深く議論することが難しいため。日本の参議院選挙が10日後に控えているという政治的状況も考慮されたとみられる」と伝えている。
また、「日韓関係について、尹大統領は1998年に金大中(キム・デジュン)元大統領と小渕恵三元首相が発表した日韓共同宣言の精神を受け継ぎ、未来志向的に解決するという立場を明らかにしてきた。距離を縮め、互いの利益を議論できる関係になってこそ、歴史問題も解決できるという考えだ」と説明している。
この報道を見た韓国のネットユーザーからは、
「ただ遭遇してあいさつしただけでしょ」
「写真すら一緒に撮っていないのに何を言ってるの?」
「これほど無視されながら、まだ岸田首相に会おうとする理由が分からない」
「日本は近いうちに先進国から脱落する国なんだから、会う必要もない」
「未来志向だからと福島の水産物を受け入れるのだけは許さない」
「また植民地支配されても国民の半分は賛成しそう」
など、否定的な意見が多く寄せられている。一方では、
「岸田首相から近づいてきたということに喜ぶべき」
「文前大統領が壊した日韓関係を復元しないとね」
「やっと韓国がまともな民主主義国家に戻ったことが世界に伝わった」
など、評価するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
尹大統領の岸田首相への挨拶はできたようです。
これで韓国の執拗なストーカー行為がなくなればよいですね。
日韓首脳会談は韓国側には、アメリカへの関係改善アピールや
「日本には要望したので、あとは日本が応えるだけだ」という
韓国政府と韓国マスコミの意味不明なアピールになりますが、
何の解決策も持たずに会談に現れる韓国に対し
日本側には何のメリットもないどころか、
韓国側にねつ造報道をされて迷惑だけかけられることになります。
そんな会談が開かれなく良かったと思います。
韓国マスコミはやはり序列を重視していて
格下の岸田首相が、格上の尹大統領に声をかけたと書いています。
どちらが声をかけたのか、他の新聞には書いていませんし、
そちらからでもいいのですが、韓国ではそこが重要なのです。
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