記事入力 : 2022/05/31 07:55
韓国元統一相「尹大統領が北を圧迫すれば任期中に戦争起こる恐れ」
丁世鉉(チョン・セヒョン)元韓国統一部(省に相当)長官は30日「圧迫で北朝鮮の核問題を解決できるという考えは錯覚」として「(圧迫だけでは)任期中に戦争が起こりかねない」として尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の任期中に戦争が起こる可能性があると警告した。
丁氏はこの日YTNのラジオ番組に出演し「尹大統領がCNNの取材に『屈従の時代は過ぎた』と述べたが、北朝鮮をなだめて交渉に出させることを屈従と言うのなら、それはあまりにも考えが浅い」「北朝鮮の核問題は圧迫では絶対に解決しない」と指摘した。丁氏はさらに「1993年に北核問題が表面化して以来、30年近く圧迫と懐柔を行ったり来たりしたため、北朝鮮は核の能力を逆に高度化した」「結果的に一貫性を持って北朝鮮を交渉に引き出す戦略へと早期に転換すべきだ」と主張した。丁氏は「それをしなければ大統領の任期中に戦争が起こりかねない」と警告した。
丁氏は米国の「核の傘」、すなわち「拡張抑止」政策についても「北朝鮮が(米国の核の傘を)恐れて行動しない可能性はない」「北朝鮮を無茶苦茶と批判し、事前に抑止して阻止できると考えることは自家撞着だ」とも批判した。丁氏は「北朝鮮が核を使用するか、あるいはミサイルを南側に向けて撃った場合、われわれもそれに対抗するということだが、しかしこちらに核はない」「核はなくミサイルはあるが、(ミサイルを撃つ)決定権は戦時作戦指揮権が在韓米軍司令官にある。残念だが大韓民国大統領に決定権はない」とも指摘した。
北朝鮮が中国・ロシアと核実験に向けた事前交渉を行う可能性について丁氏は「われわれが米国に何でも尋ねてからやるのと同じように、北朝鮮もそうだと考えてはならない」「北朝鮮は自分たちに利益になり、中国に不利、あるいはロシアにとってプラスにならない時は自分勝手にやる。それが恐ろしい」と述べた。丁氏は「これはわれわれが対北朝鮮政策を進める際に本当に忘れてはならないことだ」「米国と手を握り、米国が中国を説得しロシアを説得して北朝鮮の行動を自制させることが可能などと夢見てはならない」と主張した。
趙儀俊(チョ・ウィジュン)記者
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前政権下、文在寅元大統領は親北政策により北朝鮮に対話を求め、
国連決議を無視して瀬取りなどで北朝鮮を援助してきました。
北朝鮮が休戦協定を破棄し、韓国に侵攻してこなかったのは
文元大統領の政策のおかげだったのかもしれません。
しかし、その間、北朝鮮は核開発を継続し、弾道ミサイルを打ち上げ、
北朝鮮は国際的に何の譲歩もせず、何の進歩もしていません。
尹錫悦大統領が北朝鮮に対し強硬外交をとったとしても
現在と大きく変わることはないと思います。
ただ、北朝鮮が発射するミサイルの数は増えるかもしれません。
他人に頭を下げてお願いすることができないのです。
北朝鮮は韓国を極端にしただけで、朝鮮人の性分は同じなのです。
朝鮮人の取り扱いは本当に面倒なのです。
北朝鮮はロシアや支那と同じで、国際的には通らない理屈を盾に
他国に侵攻する国家だと思われます。
そのため、近々、北朝鮮の韓国侵攻はあるかもしれません。
それに備え、北朝鮮の軍事力を削る必要があるため
北朝鮮にはミサイルをどんどん発射してもらえばいいと思います。
その結果、偶発的に交際紛争に発展するかもしれませんし、
国民が飢えて、クーデター、内戦、市民革命が起こるかも知れません。
それは北朝鮮の崩壊、国際平和のために必要な犠牲かも知れません。
当然ながら戦争など起こらないに越したことはありません。
しかし、1つの誤った国家を正すためには何かしら痛みが伴うと思います。
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