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文大統領、ASEAN首脳に「終戦宣言支持を要請…気候危機に協力」

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文大統領、ASEAN首脳に「終戦宣言支持を要請…気候危機に協力」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.28 06:40

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が27日、中国・日本・ロシアおよび東南アジア諸国連合(ASEAN)国家首脳に終戦宣言支持を訴えた。
 青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官は書面ブリーフィングを通じて、この日文大統領はオンラインで開催された第16回東アジア首脳会議(EAS)に出席して「終戦宣言は対話の扉を開き、韓半島(朝鮮半島)とアジア、さらには世界平和に進む重要な出発点」としながら「変わらない支持と声援をお願いしたい」と述べたと伝えた。
 米国のジョー・バイデン大統領は「インド太平洋地域の平和と安全のために、ミャンマー事態の解決と韓半島の完全な非核化などに向けた真剣な外交的努力が必要だ」と述べた。
 あわせて文大統領は、会議で東アジア首脳たちに気候危機対応のための協力を呼びかけた。文大統領は「世界人口の54%、世界国内総生産(GDP)の62%を占める東アジアの結束はコロナ克服と気候危機に対応する国際社会の連帯と協力に大きく寄与する」としながら「危機を機会とするために、EASがより一層力強く共にしてほしい」と強調した。
続いて文大統領は「今日採択される『精神健康協力に関する声明』と『観光回復を通じた経済成長の声明』を通じて、保健と経済協力をさらに強化するのに韓国も積極的に協力する」と約束した。
 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はコロナ対応のための共同の努力と協力の持続、ワクチン証明書の相互認定を通した領域内の移動保障とEASの協力メカニズムを提案して「精神健康協力に関する声明」を支持すると明らかにした。
今回の会議はこの日午後8時から約2時間20分間にわたって行われた。文大統領をはじめ、東南アジア諸国連合(ASEAN)9カ国首脳と東南アジア諸国連合対話相手国である米国・中国・日本・ロシア・オーストラリア・インド・ニュージーランドの各首相、世界保健機関(WHO)・世界貿易機関(WTO)の事務局長などが出席した。


文在寅大統領は国連総会でも終戦宣言と言っていましたが順序がおかしいです。

今回、「終戦宣言は対話の扉を開き、…」とのことですが

終戦宣言よりも対話が先ではないでしょうか?

対話による合意が行われたのちに終戦宣言となるものではないでしょうか。

日韓問題では「まず対話しよう」と言っていますが、これも順序がおかしく

韓国の国際法、国家間の取り決めの順守が先です。

2015年の慰安婦問題に関する合意においても

日本が合意内容について全て履行しているのですから

韓国だってまずは合意内容を全て履行すべきです。

そのうえで、会談を行って今後について打ち合わせるものと考えます。

どうも日本人の常識と韓国の常識には違いがあるようですね。

ちなみにアメリカでも終戦宣言は対話の後と言っています。(当たり前ですよね)

(追加記事)
ソン・キム米特別代表「北朝鮮が出てきてこそ終戦宣言を議論」、韓国と見解の相違
Posted October. 28, 2021 08:20, Updated October. 28, 2021 08:20
 米国が韓国政府に、北朝鮮が先に対話のテーブルに出てこない以上、韓国の終戦宣言の提案を受け入れることは難しいという立場を明らかにしたことが分かった。また、韓米が終戦宣言に関する立場を整理する前に、中国など関係国を宣言の主体に参加させなければならないという考えも伝えたという。終戦宣言を米朝非核化交渉、南北対話再開の「突破口」と考える政府の「先に終戦宣言、後に非核化」構想と見解の相違を見せたので、任期末の文在寅(ムン・ジェイン)政府の対北朝鮮構想にも支障が生じるのではないかという観測が流れている。
 27日、複数の政府筋によると、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表は24日、韓米代表協議でこのように明らかにした。韓国政府は、「終戦宣言は法律的に拘束されない政治的で象徴的な宣言」という意味に注目し、韓米協議を踏み台に終戦宣言を先に投じて対話の糸口とする構想を明らかにしたが、バイデン政権は、北朝鮮が対話に出てきてこそ終戦宣言について議論できるという考えを明確にしたのだ。
 バイデン政権は最近、韓国政府が伝えた終戦宣言シナリオを検討し、終戦宣言の得失を深く分析してきた。キム氏のメッセージは、米国が内部検討によって、終戦宣言が国連司令部の解体や在韓米軍撤退の争点化の可能性など北朝鮮に誤ったメッセージを送る状況を懸念し、直ちに応じる意向がないことを伝えたものとみられる。
 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)も26日(現地時間)、記者会見で、終戦宣言に対する米国の立場を問われ、「私たちは、段階別に正確な順序、時期、条件に関して多少異なる観点をもっているかもしれない」と話した。終戦宣言をめぐって韓米間に意見の相違があることを初めて認めたのだ。

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