自営業に総額33兆ウォン以上を支援…一部は1000万ウォンを超える見込み＝韓国報道
韓国の大統領職引継ぎ委員会は来月、33兆ウォン（約3兆4000億円）以上の自営業者支援を行うことを決めた。一部の自営業者の場合、1事業者あたり1000万ウォン（約103万円）以上を支援する。しかし当初期待されていた600万ウォン（約62万円）以上の一括支援はなく、議論を呼びそうだ。
大統領引き継ぎ委のキム・ソヨン経済1分科委員は29日夜、「ユン・ソギョル（尹錫悦）次期大統領は、今年政府が補正予算を通じてすでに支援することにしている16兆9000億ウォン（約1兆7400億円）とは別に、33兆1000億ウォン（約3兆4000億円）を就任直後に自営業者の緊急支援のために使う」と明らかにした。
キム委員は「約束した通り、大統領就任と同時にすべての自営業者に共に民主党政権が支給した金額より多い金額を支給する計画だ」とし、「一部の事業者を対象に1000万ウォンを超える支援も計画している」と伝えた。
キム委員は「自営業者に対する支援はこれで終わりではない」とし、「持続的に支援策を模索し、単なる被害補償のレベルを超えて自営業者の完全な再生と希望に満ちた未来のために努力する」と約束した。
ただし、キム委員は個別支援方針を明確にし、「緊急救済策には自営業者の被害を推計して個別支給することと、金融、事業の再開に向けた支援を行うことなどが含まれている」とし、「大統領選挙直前に共に民主党政権が自営業者に一括支給することにした300万ウォン（約30万8000円）よりも多くの金額を、被害に応じて個別に支給すると約束した」と伝えた。
個別支給をめぐっては議論が予想される。尹次期大統領は大統領選挙時に「大統領に当選すれば、ただちに既存の政府案とは別に600万ウォンを追加支給し、最大1000万ウォンを支援する」と述べている。尹次期大統領が言及した財政資金の規模は50兆ウォン（約5兆1400億円）におよぶ。このため、自営業者は少なくとも600万ウォン以上の一括支援を受けることを期待している。
キム委員は電話インタビューで、「尹次期大統領の発言では、1事業者あたり少なくとも600万ウォン以上を支援するという意味ではなかったか」という質問に、「尹次期大統領が一括支給すると述べたことはない」とし、「具体的にいくらずつ支給するとは言えないが、十分な金額を支給する」と答えた。
2022/04/30 07:47配信 Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 107
韓国は自営業者が多すぎるため、新型コロナ感染症対策としての
休業補償がほとんどできていなかったようです。
尹次期大統領は選挙で自営業者への補償を公約していたため
国庫の状態はどうであれ、就任直後くらいは公約を守らなければなりません。
韓国では収入減額分を借金で補填して暮らしている人も多いようなので
やはり借金を帳消しにする徳政令の施行が最も面白いのですが
常識がある政治家であれば実行するはずはありません。
あの文大統領ですら検討はしていたものの、さすがに実行できませんでした。
ただ、1人あたり600万ウォン程度では焼け石に水になりそうですが
国としての支出は大きいので、国も国民も疲弊してしますでしょう。
尹次期大統領には是非、国民の憂いを取り除く徳政令や、
国庫の憂いを取り除くドル建て国債の自国通貨支払など
魅力ある国策を施行して頂きたいです。
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