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<韓国大統領選>「尹錫悦、旧日本軍進出を許容?」vs「李在明、ロシア侵攻の肩を持った」

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<韓国大統領選>「尹錫悦、旧日本軍進出を許容?」vs「李在明、ロシア侵攻の肩を持った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.28 07:084 
 間近に迫る韓国大統領選挙を控えて今月25日に行われたテレビ討論会で、与党「共に民主党大統領選候補の李在明(イ・ジェミョン)氏と野党「国民の力」候補の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏の外交・安保発言を巡り後続攻防が続いた。
 李氏側は尹氏の「有事の際の日本介入の可能性」発言を問題にした。当時、野党「正義党」候補の沈相ジョン(シム・サンジョン)氏が「有事の際、韓半島(朝鮮半島)に日本が介入することを許容するか」という質問に対して尹氏は「許容しない。韓日米同盟があるので有事の際に(日本が)介入するかもしれないが、それを必ず…」と答えた。
 すると李氏は26日、京畿道金浦(キョンギド・キンポ)の遊説演説で「日本軍に韓半島進出を許容することができる? (尹候補が)別のことを考えておかしなことを話したのではないか、心に留めておきたい」とし「三一節(独立運動記念日)まであと数日もないというのに、私は柳寛順(ユ・グァンスン)先生に申し訳なくてそんなことはとても言えない」と批判した。同日、坡州(パジュ)の演説でも「李承晩(イ・スンマン)も、あれほど大変だった韓国戦争(朝鮮戦争)当時でも日本軍の進入を許さなかった」とし「国家指導者になる人が有事の際に日本軍の進駐も許容できると話したことは全く信じられないことだ」と声を高めた。
 これに対して国民の力選挙対策本部長の権寧世(クォン・ヨンセ)氏は「李在明候補の主張は全く事実ではない」とし「まるで尹候補が自衛隊の韓半島進入を許しているかのように発言を歪曲(わいきょく)して反日感情をあおるような扇動をしている」と反論した。
 だが27日、共に民主党の白恵蓮(ペク・ヘリョン)首席報道官は「自衛隊の韓半島進出も可能という尹候補の妄言はすべての国民が見ていたのに、屁をこいた奴が怒るようなもの」としながら「浅はかなやり方で責任を避けようとしたところで返ってくるのは民心の審判」と主張した。抗日独立烈士宣揚団体連合もこの日「有事の際には韓半島への日本の武力の再進出も可能だという思考が果たして独立烈士の血によって誕生した国の大統領になろうという人から出てくるのはありえるのか」とし「尹候補は直ちに厳粛な謝罪をし、その認識を直さなければならない」と話した。
 反面、尹氏側は李氏の「ウクライナ初歩大統領」発言を狙った。当時の討論で李氏は、ウクライナ事態について「ウクライナで6カ月の初歩政治家が大統領になってロシアを刺激したせいで衝突した」と話した。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の短い政治経歴を強調したものだが、「指導力が不足したコメディアン出身大統領」〔秋美愛(チュ・ミエ)元法務部長官)ら他の与党要人もこれに加勢した。
 だが、該当の発言は英米圏最大のコミュニティ「Reddit」でもシェアされるなど国際的な物議をかもした。釜山(プサン)大学のロバート・ケリー教授もツイッターに「ゼレンスキー氏は首都キエフに残ってロシアに対抗する勇気を見せているが、韓国の左派大統領候補はゼレンスキー氏を非難した。恥ずかしいことだ」と指摘した。
 尹氏もフェイスブックに「李候補は不幸な目に遭っている他国とその指導者を慰めるどころか、選挙に利用するためにひどいことを言って彼らを軽んじた」とし「これはゼレンスキー大統領を支持する72%のウクライナ国民を愚弄することだ」と非難した。国民の力の李亮寿(イ・ヤンス)首席報道官も「侵攻したロシアではなく侵攻されたウクライナが戦争を自らまねいたという李氏の認識は衝撃的だ」とし「事実上、李氏がロシアの武力侵攻の肩を持った」と論評した。
 論争が大きくなると李氏はフェイスブックに「本意とは異なり少しでもウクライナの国民に誤解を与えたことがあるとすれば、ひとえに私の表現力が足りなかったせい」と書き込み謝った。この文章には陳重権(チン・ジュングォン)元東洋(トンヤン)大学教授が「砲撃で割れた窓ガラスを片付けながら涙声でウクライナの国家を歌う女性の姿、招集されて家族と離れ離れになる父親が泣きながら幼い娘の頬にキスをする姿を全世界の人々が皆見ているのに、これは票集めに盲目となったあなただけが見ていない場面」としながら「あなたは人間なのか」とコメントをした。


韓国人の妄想は理解できません。

彼らは今も「日本が再び朝鮮半島を侵略しにくる」と信じているようです。

そのため、大統領候補選でも日本の自衛隊を

韓国に上陸させるべきかという議論になっているようです。

しかし、日本と韓国は軍事同盟を締結している訳でもなく、

ましてや自衛隊は日本の防衛のための戦力であり、

他国防衛のために派遣するためには国連のPKO活動程度です。


最近、台湾有事に自衛隊の派遣が検討されていますが、

これは、中国が台湾を攻撃した時、これを防衛するため

日本のアメリカ軍基地から派遣されますが、

中国がこれを攻撃するために日本人に被害が及ぶと考えられており

それを守るために自衛隊が動くと考えられています。

同じように考えれば、北朝鮮がアメリカ軍に対する攻撃として

日本のアメリカ軍基地を攻撃するようであれば、

自衛隊は北朝鮮を攻撃することもあるでしょう。

しかし、台湾・韓国国内に自衛隊を派遣することは

今の日本では国民感情を考慮してもハードルが高く、

海上自衛隊、航空自衛隊の遠距離攻撃はできても

陸上自衛隊の派遣は塀は維持のためとなり、武器使用を制限される恐れがあるため

自衛隊員の生命保護のため、積極的には派遣しないと考えます。

個人的には台湾有事での軍事協力(直接攻撃はできるだけ避けたうえで)は賛成しますが

朝鮮有事については自衛隊は不参加として頂きたいものです。

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후쿠자와-福泽-福沢

日本や隣国の情勢を日記に書きとめています。