記事入力 : 2023/06/28 16:35
TV出演した共に民主・汚染水対策委員長「狂牛病に数十万人が感染」…実際は27年間で232人
韓国野党・共に民主党の「福島汚染水海洋投棄阻止対策委員長」を務めている魏聖坤(ウィ・ソンゴン)議員が「狂牛病にかかった人は数十万人になる」と主張した。
魏聖坤議員は26日、TV朝鮮の時事番組『これが政治だ』の「福島原発汚染水放出関連緊急討論会」に出演した。
福島原発汚染水の危険性に関する討論は、15年前の「狂牛病問題」に関する話にまで及んだ。
与党側の討論パネルとして出演した成一鍾(ソン・イルジョン)議員=国民の力=が「(生後)30カ月の牛の肉を食べて狂牛病にかかった人は世界で1人でも出たのか」と質問すると、魏聖坤議員は「いないはずがない。数え切れないほど多い」「データを持ってくることができる」と答えた。
魏聖坤議員はさらに、「そんなことも知らないくせに、今まで狂牛病『怪談』と言っていたのか」「数十万人いる。この両班たち(狂牛病患者たち)は」とも言った。
韓国でよく「狂牛病」と言われている病気は、牛の場合は「牛海綿状脳症(BSE)」であり、BSEにかかった牛の肉を食べることで発症するとされる「人間狂牛病」は「変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)」という正式名称を持っている。1995年にこの病気が初めて報告されて以降、集計された全世界の感染者数は232人だ。
これは、魏聖坤議員が言った「数十万人」とは大きな差がある。
具体的な数字を挙げると、英国で最も多い178人が感染したほか、米国の感染事例は4人だった。米保健福祉省によると、米国の発生件数4件は、海外居住者が米国に来て発病した事例だったことが分かったという。
この発言が問題になると、魏聖坤議員はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「事実関係を訂正する」「『数十万人』という表現は狂牛病にかかった『牛』が多いという意味で使った言葉」と投稿した。
ただし、「成一鍾議員の『人間狂牛病にかかった事例はない』という発言は事実ではない」「2008年の狂牛病ろうそく集会を『怪談』と見下すことに強い遺憾の意を表明する」と述べた。
その一方で、「では狂牛病にかかった牛の数は数十万頭なのか」というTV朝鮮の質問に、魏聖坤議員室の関係者は「確認した結果、19万頭と把握された」と答えた。
シン・ユマン記者
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この議員の言っていることは実は正しく
韓国人が気づいていないだけで、全韓国人は狂牛病に罹患しており
脳がスカスカのスポンジ状になっているのです(笑)
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