記事入力 : 2023/05/23 10:01
「核汚染水を注いでもらう尹大統領」ポスター56枚掲示、環境団体を捜査 /済州
【NEWSIS】韓国警察が、コップに核汚染水を注いでもらっているという尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の合成画像が掲載されているポスターを済州特別自治道(済州島)内の各所に掲示した環境団体の関係者に対し、捜査に着手した。この環境団体は「当団体をターゲットにした『標的捜査』だ」として反発している。
済州警察庁が22日に明らかにしたところによると、警察では済州環境運動連合所属の関係者2人を軽犯罪処罰法違反の疑いで捜査し、罰金を科す方針だという。同法第3条第9項(広告物無断掲示など)に違反したというものだ。済州警察庁の関係者は「現在まで道内42カ所にポスター56枚が掲示されているのを確認した」「掲示した人物たちに関して捜査している。正当な職務を執行しているものだ」と述べた。
済州環境運動連合では今月2日から済州島の各地に「福島核汚染水海洋投棄(放出)反対運動」の一環としてポスター約300枚を製作・掲示している。このポスターには「日本・福島の核汚染水 本当に飲めますか?」という文と、旭日旗のようなデザインを背景に尹大統領がコップに核汚染水を注いでもらう合成画像が載っている。
これと関連して、済州環境運動連合は「警察は過度で強硬な捜査を行っている」と反発している。同団体はこの日、声明を出し、「通報があったという理由で車に乗って移動してきて、バス停などにポスターを貼っていた2人の車の登録内容を照会・特定して身元を確認した」「ポスターを貼ったことが特定されたある人の場合、捜査官2人が自宅に来て調べるという、理解に苦しむ事態になった」と述べた。
同団体はまた、「広告物無断掲示で通報された地域は、ポスターを貼ったと特定された2人が貼っていた場所と違うことや、貼った行為を特定できなかったことなどを考えると、明らかな『標的捜査』としか説明できない」と批判した。
さらに、「捜査過程で、誰がポスターを貼らせたのかを執拗(しつよう)に問いただし、『これに協力しなければ事案が大きくなる』と恐怖感をあおる発言をしたのは、軽犯罪の捜査とみなすのにかなり無理がある」「公権力で抑え付けようという行為は納得も看過もできない」と強調した。
そして、「明らかに政府が負担に思っている懸案について、公権力を投入して口をふさごうという弾圧だ」「我々はより強力な反対運動で福島核汚染水海洋投棄を阻み、これに対して生ぬるい対応を取っている尹政権と与党・国民の力に強く抵抗していく」と表明した。
オ・ヨンジェ記者
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韓国での反政府・反大統領活動はイマイチですね。
もっと反政府活動を盛り上げ、現政府を打倒し反日政府を樹立すべきです。
市民活動が煽動できないのであれば、軍事クーデターでもいいですから
早く尹錫悦大統領を罷免しましょう。
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