記事入力 : 2023/04/14 10:37
昨年の北朝鮮との往来・貿易「ゼロ」 関係膠着で=韓国統一白書
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部が14日公表した2023年版「統一白書」によると、22年の北朝鮮との往来者はゼロで、韓国から訪朝した人も北朝鮮から韓国を訪問した人もいなかった。南北関係の膠着(こうちゃく)状態の長期化に加え、新型コロナウイルスの流行が影響したとみられる。往来ゼロは21年に続き2年連続。
北朝鮮に設置され、韓国企業の工場で北朝鮮の労働者が働いていた開城工業団地が16年に閉鎖されるまで、南北間を往来する人は10万人を超えるほど多かった。
南北関係の断絶は貿易統計にも表れている。21年は北朝鮮への搬出が100万ドル(約1億3000万円)あったが、22年は搬入額、搬出額ともにゼロだった。22年の貿易件数は搬出のみ2件あった。
北朝鮮への人道支援も急減した。22年は政府による民間団体の基金への支援が6億ウォン(約6100万円)、民間団体の無償支援が20億ウォンの計26億ウォンだった。19年が277億ウォン、20年が149億ウォン、21年が31億ウォンと年々減少している。
朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事は18年を最後に行われていない。22年の離散家族に関する交流は民間レベルでの手紙交換3件にとどまった。
南北会談も18年は36回開かれたが、19年以降は開催されていない。このため、合意書の採択件数も4年間ゼロが続いた。
一方、22年に韓国入りした脱北者は67人で、21年(63人)に続き2年連続で60人台となった。脱北者の入国は19年まで毎年1000人台だったが、20年(229人)以降は急減した。
22年までに韓国入りした脱北者は計3万3882人で、このうち女性が72%を占める。
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韓国人は基本的に朝鮮統一を夢見ており、統一朝鮮は日本に勝てると思っています。
南朝鮮政府は統一を夢見ていても、北朝鮮政府は独裁政権が維持できなくなるため
統一は望んでいないでしょう。
前政権下では脱北者を強制送還していましたし、
現政権も親米姿勢で北朝鮮に寄り添うつもりはないようなので
脱北者も減っているようです。
南北の壁はより高く、より厚くなっており統一は難しいのでしょう。
北朝鮮の飢餓により市民革命が起きれば統一もあるかと思われましたが
そのような気配はみられず、ミサイルを発射し続けていますから
南朝鮮が国家破綻して北に併合してもらうことが望ましいのかもしれません。
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