BLACKPINKとレディー・ガガの公演は不発に…「大統領訪米の行事日程にない」
登録:2023-04-01 09:15 修正:2023-04-01 13:28
キム・ソンハン前国家安保室長更迭の導火線になったといわれる、KポップグループのBLACKPINKと米ポップスターのレディー・ガガの韓米首脳会談合同公演は、結局実現しないことになった。
大統領室は31日、公示で「メディアに報道されている公演は大統領の訪米行事日程にないことをお知らせする」と明らかにした。大統領室はこの公演について具体的に言及はしなかったが、「BLACKPINK、レディー・ガガ合同公演」が4月の尹大統領訪米に合わせて米国で推進されるというメディア報道が最近続いたという点で、この公演を指すものとみられる。大統領室高官は本紙に「(公演は)尹大統領の日程に含まれておらず、現在推進してもいない」とし「(合同公演が行事日程にないという点は)韓米両国とも認知している事案」だと述べた。
大統領室はこれまで、公演についてこれといった立場を明らかにしてこなかった。しかしこの日、釜山日報が「米国側が(公演の)費用を『韓国が負担せよ』と提案した」と報道したことから、大統領室が直接鎮火に乗り出したものと思われる。大統領室の関係者は「両国が一緒に調整する外交日程は、最終確認発表までは確定したものではない。他の文化行事を準備している」と話した。大統領室の別の関係者は「いろいろな要因が累積した状況で安保室長交替などがなされたが、『安保室長がBLACKPINKの公演ひとつで飛ばされた』などの話が出てきて、この状況自体が戯画化されている」と話した。
合同公演が韓米双方にとって負担になった可能性もある。この公演は当初、ジョー・バイデン米大統領の夫人ジル・バイデン女史が提案したという。しかし、国家安保室はこれを尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に報告せず、結局報告漏れなどの理由で大統領室のキム・イルボム儀典秘書官とイ・ムンヒ外交秘書官に続き、キム・ソンハン安保室長の更迭にまでつながり、韓米いずれにも負担になる状況となった。数十億ウォンにのぼる公演費用も負担として影響を与えた可能性もある。
BLACKPINKの所属事務所のYGエンターテインメントの関係者は「(公演を)提案されて検討したが、その後(公演に関して)連絡もなく、取り消しになったという連絡も正式に通知されたことがない」と語った。
ペ・ジヒョン、チョン・ヒョクチュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1086077.html
韓国政府はまた風呂敷を広げ過ぎた挙句、何もできなかったようです。
当然と言えば当然の結果ですし、いつものことですから慣れました(笑)
エイプリルフールのネタでないところがさすがですね。
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