記事入力 : 2023/03/14 10:31
米保守系シンクタンク「G7、韓国を含めてG8に拡大すべき」
「尹錫悦大統領の訪米、実質的な進展があるべき…議会合同演説にも招待すべき」
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が来月米国を国賓訪問するのに先立ち、韓米同盟強化のためにG7(先進7カ国)へ韓国を含めてG8に拡張すべきだという提案が米国のシンクタンクから出た。
ヘリテージ財団のアンソニー・キム首席研究員は今月10日(現地時間)、韓米同盟70周年関連の報告書で「中国とロシアの脅威に対抗してG7拡張の必要性がいつになく切に必要」だとし「世界最高の自由民主主義国に属する韓国はG7に席を持つ資格がある」と強調した。その上で、ジョー・バイデン政権に「韓国を招いてG7をG8に拡張するための名分を構築すべき」と勧告した。5月の広島G7サミットに尹大統領を招待し、韓国を正式メンバーとしてG8に拡大する案を米国が推進すべきだという。韓国は2020年、21年のG7サミットにオブザーバー資格で招待されている。
キム研究員は報告書で「韓国は米国の行動する同盟の最適な事例で、韓米は今後数十年のための発展した同盟を構築すべき」とし、七つの勧告案を提示した。まず、G7への招待とともに「北大西洋条約機構(NATO)に対する韓国の実質的な参加を促進すべき」だとし「韓国とNATOの協力は米国の利益に符合する」と指摘した。またポーランド、チェコをはじめ旧共産圏の欧州連合(EU)加盟12カ国の協議体である「3海域イニシアチブ(3SI)」にも韓国の参加を勧めるべきだと主張した。
報告書は、これと共に、インフレ削減法(IRA)に対する韓国の懸念の解消も主要勧告案として提示した。キム研究員は「IRAの電気自動車税額控除条項に対する韓国の懸念を真摯(しんし)に解決し、最善の実用的な案を模索すべき」だとし「連邦議会下院と上院の共和党議員は、ただの一人もこの法案の通過に賛成しなかった」と指摘した。さらに「IRAは数多くの補助金、税金控除、およびその他のエネルギー生産と使用に対する政府の介入を含む『親環境』条項の主要構成要素となっている」として「無責任かつ近視眼的な立法のまた別な要因となるだけに、IRAを無効にし得るよう必要な立法措置を取るべき」と述べた。
キム研究員はまた、韓米首脳会談を通した実質的な成果の導出、尹大統領の連邦議会における演説の実現などを提案した。キム研究員は「尹大統領の4月末のワシントン国賓訪問が儀礼的なものではなく、実質的な成功を収め得るよう保障すべき」とし「尹大統領を議会の合同会議の演説に招待して(両国)共同の価値を強化し、韓米日3カ国関係の重要性を強調するようにすべき」と主張した。
ワシントン=イ・ミンソク特派員
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先進国G7の中でデフォルトに一番近い国はイタリアだと思っていますが
韓国を入れてG8としたうえで、韓国がデフォルトしたら笑えるので
お笑い枠としてG7+1という扱いで入れてみてはいかがでしょう(笑)
文在寅前大統領が韓国のナショナリズム向上のために使っていた戯言を
尹錫悦政権でも使うというのですね。
寝言は寝て言え
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