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米中軍用機の一触即発「150メートル対峙」

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米中軍用機の一触即発「150メートル対峙」…パイロットのヘルメットまで視認可能
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.27 10:060 
 24日、米国と中国の軍用機が南シナ海上空でわずか150メートルを間に挟んで対峙する一触即発の状況が広がったと外信が報じた。
 米国CNNやウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、この日米国メディアの取材班を乗せた米軍の対潜水哨戒機「P-8A」が南シナ海パラセル諸島(中国名・西沙群島)から48キロ離れた水域の上空6553メートルを飛行するときに中国軍の警告放送を聞いた。約130の小さな珊瑚礁で構成されているパラセル諸島に中国が建設した飛行場と軍事施設から発信した無電だった。
 「米国機へ。中国の領空は12カイリだ。これ以上近づくな。さもなければ、そちらが全責任を負うことになる」
 このような警告放送に米軍パイロットは「国際領空を飛行中」と対応したが、まもなく空対空ミサイル4発を装着した中国の戦闘機「殲11」1機がP-8Aの150メートルの距離まで接近して偵察機の行く手を塞いだ。
 哨戒機に搭乗したCNNの記者は中国パイロットが顔を哨戒機の方に向けて記者を見ている様子が視認できたとし、尾翼の赤い星と武装ミサイルまで確認できたと伝えた。米軍パイロットは「中国人民解放軍戦闘機へ。こちらは米海軍P-8A。そちらを左翼側から引き離して西に向かう。そちらも同じ行動を取ることを望む」と伝えた。中国戦闘機は何の対応もなく近接飛行をして約15分後に消えた。
 南シナ海が米中緊張の最前線になってすでに久しい。マーク・ハインズ米海軍第10偵察大隊司令官は「南シナ海のもう一つの金曜日の午後だと言いたい」とし、米中軍用機の遭遇はすでに日常化していると指摘した。
 米P-8A哨戒機が沖縄の基地に復帰する途中にはフィリピン北部の上空で中国ミサイル駆逐艦と対峙した。中国軍艦を発見した米哨戒機が304メートルの低高度まで下降すると中国艦艇が警告無電を送った。「米航空機に告ぐ。こちらは中国海軍173号艦(長沙号)だ。そちらは低空で接近しているが意図を説明せよ。我々の安全を明らかに威嚇している」という警告だった。これに対し米軍パイロットは「我々は米軍軍用機だ。安全距離を維持する」と答えた後、任務を遂行した。
 WSJはこの日P-8A哨戒機が中国軍の軍艦を発見したポイントは台湾東部70キロ郊外周辺だと報じた。米偵察機は毎日南シナ海上空を偵察し、この地域に対する支配権を主張する中国の人工島軍事化状況を記録している。偵察機は撮影機器、レーダー、各種センサーを利用して人工島の船舶、航空機、軍事施設を観測している。
 インド洋・西太平洋で米海軍偵察隊の司令官を務めるウィル・トラーソン大佐は「長期トレンドを見ると中国戦闘機操縦士の攻撃性が増している」と強調した。昨年12月21日には中国戦闘機1機が南シナ海上空で米軍偵察機とわずか6メートルの距離で対峙したこともあった。
 中国も米軍の動向を観察して積極的に対応している。中国のシンクタンク「南海戦略態勢感知計画(SCSPI)」は今年1月の1カ月間に米軍偵察機が南シナ海上空で合計64回の偵察活動を行ったとした。
 一方、中国中央テレビは25日、護衛艦「バヤンノール」と「綿陽」が南シナ海の海域に急派されて対空防御、対艦打撃、防空反ミサイルなどの訓練を展開したと報じた。中央テレビは「2隻の護衛艦は敵の威嚇に基づいて赤外線誘導ミサイルなどを発射して敵機を最終的に水の中に葬った」とした。


米軍に偵察用気球を撃墜されたことに対する支那の報復かもしれません。

支那は2022年5月26日にレーダー探知妨害用の金属片を散布し豪国の偵察機の

飛行を妨害し問題となっており、

2023年2月13日には軍事用レーザー光線を照射しフィリピン沿岸警備隊の

行動を妨害し問題になっています。

支那の行動は反社会的勢力と同じようなものです。

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日本や隣国の情勢を日記に書きとめています。