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韓国、世帯主の青年の負債平均8455万ウォン…10年前の2.5倍

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韓国、世帯主の青年の負債平均8455万ウォン…10年前の2.5倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.27 09:150
 青年4~5人のうち1人は年収の3倍以上の借金をしていることが明らかになった。世帯主である青年は平均8000万ウォン(約830万円)を超える負債があると調査された。平均負債額は10年間で2.5倍に増えた。
 韓国保健社会研究院が27日に発表した報告書「青年未来の暮らしのための資産実態と対応案」によると、統計庁の家計金融福祉調査原資料を分析した結果、19~39歳の青年が世帯主の世帯の平均負債は2021年に8455万ウォンだった。10年前の2012年には3405万ウォンだった。
 負債は賃貸保証金を除いた金融負債で、平均値は負債がない青年を含めて計算された。負債がある青年だけを対象にすれば平均負債額は1億1511万ウォンに達する。2012年は5008万ウォンだった。
 負債の危険水準を調べるために所得比負債費(DTI)を確認したところ、青年世帯のうち300%を超えるケースは21.75%に上った。
 2012年に8.37%だったことを考慮すれば10年間で2.60倍に急増したことになる。
 DTIが300%以上のケースは夫婦世帯と子どもがいる世帯で1人暮らし世帯より多く、増加速度も急だった。所得が低いほど多く、首都圏が非首都圏よりも多かった。
 青年の借金が増えたのは不動産問題に起因する場合が多かった。
 平均負債額8455万ウォンのうち79%の6649万ウォンは金融機関の担保貸付だった。また、金融機関の信用貸付(マイナス通帳含む)は1342万ウォンだった。この10年間で金融機関の担保貸付が2.6倍、金融機関の信用貸付が2.0倍に増えた。
 用途別には住宅調達のための負債が69%の5820万ウォンで、事業・投資用途が1398万ウォンだった。10年間で住宅調達用途が2.9倍、事業・投資用途が1.6倍に増えた。
 報告書は「住宅調達に向けた負債が最も大きな割合を占めるが、住宅目的ではなく不動産や金融資産投資に向けた負債が増える現象がみられる。全力で借金して金融資産と不動産を購入した彼らは今後資産目減り、負債増加などで社会的弱者に転落する可能性が大きい」と指摘した。
 報告書は青年らが置かれたリスクを低くする対策として、▽青年対象の財務健康バウチャー事業実施▽青年資産形成関連事例管理強化▽負債発生リスク予防と金融理解力向上に向け学校教育に金融教育正規教科編成▽負債で苦しむ青年を対象にした自立支援プログラム提供▽新婚夫婦に集中した住宅購入支援の青年層への拡大▽負債・債務調整制度の認知度向上▽セーフティネット強化――などを提示した。


韓国ではアパート・マンションを借りる場合、

伝貰という高額の補償金を大家に預ける必要がるため

必然的に若者の借金は多くなると思います。

現在、韓国では大家が投資に失敗し、

預かっっていた伝貰が返却できない事例が多発しています。

大家の不動産を売却してもバブルがはじけかけているため、

下がった不動産価格では補償金には足りず、

ローンが残ってしまうようです。

また、若者の中にも借金を元手にして投資を行い、

仮想通貨や株価などの下落で大損した人も多いらしく

日本のバブル崩壊時に近い状態になってきています。

自己破産者が増えていくのでしょうけれど、

韓国には徳政令があるので借金はチャラになりますよ(笑)

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후쿠자와-福泽-福沢

日本や隣国の情勢を日記に書きとめています。