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「水素乗用車では稼げない」…ベンツ・トヨタ相次ぎ手を引く

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記事入力 : 2021/12/28 10:56
【独自】現代自動車、「ジェネシス」水素車開発を中断
 現代自動車グループが2025年発売を目標に進めてきた高級車「ジェネシス(Genesis)」の水素自動車プロジェクトを中断した。内部監査の結果、次世代水素自動車の中核となる技術力と市場性が不備だと評されたためだ。
 本紙が27日に取材をまとめたところ、現代自動車はジェネシス水素自動車に搭載するため開発中だった「第3世代(水素)燃料電池」の開発成果と研究進ちょく度が当初目標に遠く及ばないという結論を下したことが分かった。燃料電池は水素自動車で内燃機関エンジンと同じ役割を担う中核装置だ。現代自動車グループは監査でこうした結論を出した後、今年11月に組織改編・人事を通じ燃料電池担当部署の役割を大幅に縮小したという。
 現代自動車は「2025年に水素自動車年間生産13万台」、政府は「2022年に水素自動車販売8万台」をという目標を掲げ、2040年に水素社会を達成し、「環境にやさしい経済成長」という二兎(にと)を得ようとしていたが、こうした「水素ロードマップ」にも赤信号がともることになった。今年11月までの水素自動車累計販売台数は2万台をやや上回る程度だ。
■生産単価削減難しい…ジェネシス水素自動車開発もストップ
 現代自動車は開発中の第3世代燃料電池システムを今年9月に公開した。販売中の水素スポーツタイプ多目的車(SUV)「ネクソ(NEXO)」に適用された第2世代燃料電池よりも体積を約30%減らし、出力と耐久性を2-3倍高めたという。第3世代燃料電池の中核課題は生産単価だった。現代自動車は、現在3000万ウォン(約290万円)前後と推定される車両燃料電池価格を2025年までに50%以上引き下げる計画だった。水素自動車の価格競争力を確保するためだ。
 しかし、現代自動車は最近の監査で燃料電池生産単価引き下げ計画の現実味は薄いと判断したことが分かった。水素自動車ロードマップ達成のための「水素自動車事業性」そのものに疑問符が付いたということだ。こうした監査結果は現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長にも報告されたという。また、監査結果に基づき、第3世代燃料電池搭載を前提に開発中だったジェネシス水素自動車開発プロジェクトにもブレーキがかかった状態だ。現代自動車の事情に詳しいある関係者は「ジェネシス水素自動車開発は合計4年間という開発期間を目標に約1年進められた状態だったが、第3世代燃料電池問題で中断されている状態だ」「いつジェネシス水素自動車の研究・開発が再開されるのかも不透明だ」と語った。
 これまで水素自動車の中核技術開発や事業を担当してきた部署も役割が大幅に縮小された。現代自動車は定期人事発表の1カ月前に当たる今年11月、燃料電池事業部の組織改編を別途発表した。従来の燃料電池事業部を水素燃料電池開発センターと水素燃料電池事業部に分けるという内容だった。自動車業界関係者は「現代自動車は事業部中心で動く」「新事業部が主導権を握り、従来の開発組織をけん制するという意味だろう」と話す。
■華麗な水素ロードマップ、実績は遠く及ばず
 現代自動車を中心とした政府の水素経済ロードマップの現実味に対する疑問も同時に取りざたされている。2019年に発表した政府の「水素経済活性化ロードマップ」によると、水素自動車の販売目標は2022年までに累計8万1000台となっている。しかし、水素自動車内需と輸出の実績は11月現在で2万1000台に過ぎない。来年1年間で約6万台、つまり、過去4年間の累計販売台数の約3倍売れなければ目標が達成できない。
 水素自動車普及のための水素インフラ拡充も目標には遠く及ばない。2022年の水素ステーション設置目標は310カ所だが、水素ステーションは現在117カ所に過ぎない。水素価格も現在1キログラム当たり平均単価が8430ウォン(約815円)で、2022年までに6000ウォン(約580円)以下に下げるには28%も減らさなければならない。
 これは、単に現代自動車の技術力問題ではなく、水素経済・グリーン水素を唱えるには水素関連技術がまだ十分に熟していないためだ、という指摘もある。水素インフラ拡充と市場性のためには純度の高い水素を安く手に入れる必要があるが、現在の技術では不可能だということだ。韓国自動車研究院のイ・ハング研究員は「水素自動車技術を持つトヨタですら2030年の水素自動車市場を世界の自動車市場の3%前後と見込んでいる」「総合的に見て、水素関連技術力と市場性を見直し、現実的な目標を提示すべきだろう」と語った。
イム・ギョンオプ記者
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現代自動車会長の水素宣言「だれでもどこでも使えるエネルギーに」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.09.08 08:49
「水素エネルギーはだれでもすべてのものにどこでも使えるようにする」。
 現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長が出した水素ビジョンだ。彼は7日にグループの水素関連能力をすべて集めて発表する行事「ハイドロジェンウェーブ」を通じて水素自動車を超え水素エネルギーを普及する企業に変身すると宣言した。現代自動車グループはまた、今後内燃車の開発は中断し、トラックのような商用車は水素電気自動車で、乗用車は純電気自動車で開発するという方針も出した。鄭会長はこの日オンラインで行われた行事で、「現代自動車グループが夢見る未来水素社会は水素エネルギーをだれでもすべてのものにどこででも使えること」と話した。その上で彼は「2040年を水素エネルギー大衆化元年にする」と宣言した。鄭会長は「水素社会実現を繰り上げられるよう今後出すすべての商用車の新モデルは水素電気自動車か純電気自動車だけで発売し、2028年までにすべての商用車ラインナップに水素燃料電池を搭載する」と明らかにした。このため現代自動車は価格と体積は低くし耐久性と出力を大きく引き上げた第3世代水素燃料電池システムを近く公開する計画だ。
 鄭会長の水素ビジョン宣言は2018年の現代モービス忠州(チュンジュ)工場が初めてだった。彼は工場起工式に参加し、「2030年までに水素自動車生産台数を50万台に引き上げる」と明らかにした。3年前の水素ビジョン宣言が水素自動車に中心を置いたとすれば、今回の行事では水素エネルギー拡散を強調したものだ。
 今回の発表会を契機に現代自動車グループは今後水素エネルギーと電気自動車開発にさらに拍車をかける計画だ。現代自動車研究開発本部長を務めるアルバート・ビアマン社長はこの日の行事で「現代自動車は(商用)内燃機関車は(今後)開発しないだろう。水素燃料電池とバッテリー(電気自動車)技術に集中している」と話した。
 現代自動車グループは、商用車は水素燃料電池中心に開発する計画だ。特に水素燃料電池商用車を前面に出し年40万台に達する欧州の中大型商用車市場への本格進出を計画している。2030年まで世界で700万台に達すると予想される小型商用車市場を攻略するため全長5~7メートルほどの水素燃料電池モビリティ(PBV)も開発する。今後商用車部門では自動運転とロボティックスまで結合する計画だ。
 乗用車は電動化にスピードを出す計画だ。これに先立ち現代自動車は2日、2025年以降に発売するジェネシスの新車はすべて水素と電気自動車で作ると発表した。2025年までのモデルは内燃機関車も生産し、2030年に生産を中断する。ジェネシスは2030年までに電気自動車製品群を8種類のモデルに拡大する計画だ。
 現代自動車グループはこの日水素を活用した無人トレーラーを公開した。このトレーラーは1回の充電で1000キロメートル以上走行できる。鄭会長は水素を既存の商用車だけでなくトラム、汽車、船舶、ビルなどに拡張するという方針を出した。鄭会長は「水素燃料電池を自動車以外のエネルギーソリューション分野に適用するなど未来ビジネス領域を持続して拡張していく。移動手段だけでなく住宅、ビル、発電所など日常と産業全般に燃料電池を適用するだろう」と明らかにした。現代自動車は炭素中立達成に向けた電動化タイムテーブルも当初計画より5年早めた。2035年までに欧州市場で販売する全モデルをバッテリー電気自動車などだけで構成する予定だ。現代自動車はドイツのミュンヘンで開かれたIAAモビリティ2021でこうした計画を明らかにした。


現代自動車が迷走しているようです。

3ヵ月前まで水素自動車を大きく推していたのですが、

一転してプロジェクトは中断したようです。

水素はインフラ整備だけではなく、水素自体の供給に問題があります。

水を通常電力で電気分解していては、コストが合うわけもなく、

再生可能エネルギーでの水素生産は規模的に難があります。

そのため、日本でも水素の普及ができていない状況で

韓国は国をあげて取り組むのかと思ったのですが

今の韓国にそのような余力はないので仕方ないですよね。

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