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韓国コラム 韓国の政治に未来と希望はあるのか

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【コラム】韓国の政治に未来と希望はあるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.03 11:442
 かつて行動科学系の人たちの主張が多くの影響を残した。人は与えられた運命を変えられるのか。ギリシャの悲劇作家は外からの運命は変えることができないといった。半面、シェークスピアの悲劇では運命は人間的限界の中で変えることができると明らかになる。性格が運命であることもあるからだ。性格を変えれば運命も変わるということだ。持って生まれた性格をどう変えるのか。習慣を変えれば自身も知らない間に性格が変わる。習慣は行動を継続し、変えれば違ってきたりする。行動を変えることは誰でも可能だ。考えを変えればよいからだ。なら、結論は簡単だ。性格は誰でも変えることができ、また変えるようになっているということだ。
◆宗教教理主義と政治教条主義
 問題は考えを変えられない人たちが多いという点だ。宗教的信仰を教理主義として受け止めれば信仰を変えてはいけないと考える。道徳的価値を教条主義として絶対化する人はその価値観のために考えを変えるのが難しくなる。共産主義者は唯物史観を絶対価値とするため、政治の方向と方法を変えにくい。
 わが民族もある面でそのような因襲に浸っているようだ。人々は白黒論理と派閥意識のためだという。解放直後の分断のために政治的に作った思考方式もそうだ。北朝鮮は、大韓民国の政府は李承晩(イ・スンマン)が親日派と合作した政権であるため受け入れられず、純粋なわが民族による政権が民族の伝統を継承する政府だ、と主張してきた。
 このようなこのような習性と政治意識が合わさって、あたかも個人と家門が敵を取るように国家間の敵対勢力を打破・克服することが国家的義務だと錯覚する。それができなければ個人と家門の道理でないかのように、敵対勢力を完全に克服できなければ国家間の協力と共同の価値追求は不可能という考え方だ。
 いま韓国もそのような状況に直面している。解放後から韓日関係は試練を繰り返してきた。文在寅(ムン・ジェイン)政権に入ってから「抗日は愛国で、親日は反国家的行為」という解放以前の先入観のため、莫大な国家的損失を出した。若い世代と自由な世界のための希望も毀損された。朴正熙(パク・ジョンヒ)政権当時は国家間の補償問題があり、金大中(キム・デジュン)政権では平和的和解と両国の協力を協約したりした。もちろんすべての問題が解決されたわけではないが、世界史の流れと共にアジアの希望を取り戻すことを願った。
 慰安婦問題は今も終わっていないが、文政権当時に提起された三菱との強制徴用問題がまた未解決課題として残ることになった。文政権の政治観に従えば解決の道は開かれない。敵を取ることができなければ未来に進むことはできないという考え方だ。そのような方向に国民までも誘導していく方法を選んだ。その点では日本の安倍政権も同じだった。補償はすでに終わったため日本には自分たちの選択だけがあるとして対抗した。
 2人の間違った指導者のため両国の国民の苦痛と被害はどれほど大きくなっただろうか。そのまま続いていけば、その後遺症と不幸な結果を誰がどう解決するのか。歴史はいつも未来のための現在の選択を望み、両国間の問題は世界の平和と人類の自由のために存在するという事実を忘却したり、排除してはいけない。
 慰安婦問題は人権の問題だ。人権の問題は経済的補償がどうかというものではない。重要なのは歴史的真実を世界と人類に知らせることだ。日本がどんな態度を取るかは、その国民の道徳的水準に属する。真実を知らせるということは歴史的罪悪が何であり、二度とそのような犯罪を犯してはならないという義務と訴えだ。大韓民国は、そのようなことを犯してはならずそのような可能性を作ってもいけないという自己反省の責任者だ。真実を知らせるという義務は依然として残っている。慰安婦問題をめぐり進行されてきた国内問題はさらに言及する必要がないようだ。
 三菱の強制徴用問題が過去の両国関係でどのように処理されたのかを国民はよく分かっていない。こうした問題は一つの会社との問題である以前に国家間の問題だ。私と私の友人は学徒兵として戦線に引き出され、多くの若者が命を失った。その問題はなぜ扱わないのか。似た事件は数えきれないほど多かった。どの政権が国内問題のために80年前の事件を問題にしたという誤解を受けてはいけない。
◆民主主義は平和と未来を話すべき
 安倍政権は待っていたかのように輸出規制で報復した。我々は経済的に重大な被害を甘受するしかなかった。両国の首脳が歴史と世界情勢の未来をどのように見たのか理解しがたい。若い世代の将来とアジアと世界の歴史の希望を暗くしている。21世紀の指導者らしくなかった。過去を未来にまで延長しようという政治を反省し、克服しなければいけない。民主主義は未来のための政治であり、自由の価値は平和と人間の価値創出のための重要な義務だ。過去を守るために未来を放棄し、大きな結実のために小さなものを捨てられない民族と国家には希望がない。
 いま韓国の政党と政治家の姿勢を見ると、国内問題までが過去の怨恨にとらわれて新しい希望を見いだせずにいる。旧態から抜け出せていない。若い世代に何を見せているのか。今日の分裂と争いがそのまま継承・延長する大韓民国を作ってはいけない。共に民主党には未来がなく、国民の力は新しく生まれる希望が見られない。国内の争いも解決できない政界が国際問題を率いていけるのか心配だ。
 金亨錫(キム・ヒョンソク)/延世大名誉教授


このコラムは韓国人らしい記事で読んでいて不快になりますが

この方は現政権よりなので、まだ甘いくらいです。

ただ文在寅前大統領が築き上げた「安倍元総理憎し」という思いが

韓国人にいきわたっていることは確かでしょう。

この名誉教授は100歳を超えており、

日本統治時代を知っているはずなのですが

そういう方が嘘で塗り固められた歴史を語るのですから

韓国人は信用に値しないのです。

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日本や隣国の情勢を日記に書きとめています。