記事入力 : 2023/01/30 09:04
日本メディア「徴用賠償問題、『痛烈な反省』示した村山談話の継承表明を検討」
日本の複数メディア「官房長官が発表する案が有力」
日帝強占期の徴用被害者に対する賠償問題について、「痛烈な反省」と「謝罪の思い」を表明したいわゆる「村山談話」の継承を表明し、間接的に謝罪の意向を伝える方策を日本政府が検討している。日本経済新聞が29日に報じた。徴用被害者への賠償金を日本の被告企業が支払うのではなく、日帝強制動員被害者支援財団が肩代わりする解決策を韓国政府が提示したことから、日本政府もこれに応えるというものだ。
同紙によると、日本政府は「徴用被害者への賠償問題は1965年の韓日請求権協定で解決済み」「新たな形の謝罪は難しい」としている。そのため1995年に発表された村山談話などを改めて確認する方策が検討されているという。1995年に当時の村山富市首相が発表したこの村山談話は植民地支配と侵略について「痛切な反省と心からの謝罪」を表明したものだ。
これについて日本の共同通信は「松野博一官房長官が記者会見の形で村山談話の継承について説明する案が有力」と報じた。日本政府のこのような立場は韓日関係改善を進める尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権との水面下の交渉で提示されたようだ。
韓日関係について日本の岸田文雄首相は27日、国会で「健全な関係に戻し、より発展させるため韓国政府と緊密に意思疎通を行いたい」「日韓、日米韓の緊密な連携は改めて取り上げる必要もないほど重要だ」と答弁した。さらに「韓国は国際社会におけるさまざまな課題を解決するに当たり協力すべき重要な隣国」との考えも示した。
韓国外交部(省に相当)の徐旻廷(ソ・ミンジョン)アジア太平洋局長と日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長は30日にソウルで韓日局長級協議を行う。韓国の徴用被害者らは日本の被告企業による謝罪と賠償を要求しているが、これについて日本側がどこまで誠意ある対応を示すかが鍵だ。東京のある外交筋は「韓国は最善の解決策を提示した。今度は日本が韓国の徴用被害者らの思いを少しずつ動かすための方策を提示する必要がある」とコメントした。
東京=成好哲(ソン・ホチョル)特派員
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元徴用工巡り談話継承の説明検討 政府、韓国政権後押し
解決案決定が前提
2023年1月28日 22:20 [日本経済新聞]
政府は植民地支配と侵略への「痛切な反省」などを示した過去の首相談話の方針維持を改めて説明する見通しだ。元徴用工問題を巡り日本企業の賠償を韓国の財団が肩代わりする案を韓国が正式に打ち出すのを前提にする。対日関係改善を探る尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権を後押しする。
韓国政府が模索する肩代わり案には日本企業の資金拠出や謝罪を要求する原告らから反発がある。複数の韓国メディアの世論調査でも同案への反対が6割ほどを占める。韓国側は厳しい国内世論を背景に日本側へ「誠意ある呼応」を求める。
日本政府は元徴用工問題は1965年の日韓請求権協定に基づき解決済みとの立場をとる。新しい形での謝罪発出は受け入れない構えだ。韓国の解決案の決定を前提に95年に発表した「村山談話」などに沿った方針を改めて表明する方向だ。
村山談話は第2次世界大戦中にアジア諸国の人々に「多大の損害と苦痛を与えた」と盛り込んだ。「痛切な反省と心からのおわび」を表明した。その後も歴代政権が踏襲してきた。
戦後70年の2015年には安倍晋三元首相が談話を公表した。「歴代内閣の立場は今後も揺るぎない」と確認している。
ついに日本のマスコミが韓国との関係修復を煽動し始めたようです。
本当に日本政府の意向なのかもしれませんが、
日本のマスコミはフェイクニュースが多いので信用できません。
岸田政権が村山談話を継承するといった発表を行えば
保守系の支持者は自民党から離れていきそうです。
岸田首相はどう判断するのでしょう・・・
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