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「韓国ウェブトゥーンの人気に日本の漫画が負ける」=英国時事週刊誌

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「韓国ウェブトゥーンの人気に日本の漫画が負ける」=英国時事週刊誌
ⓒ 中央日報日本語版2022.12.12 15:2824 
 日本の漫画産業がデジタル時代に合わせて登場した韓国のウェブトゥーンに遮られてその輝きを失っていると、英国時事週刊誌「エコノミスト」が10日付の最新号で評価した。
 「韓国ウェブトゥーンに遮られる日本の漫画」と題するこの記事によると、昨年漫画出版市場の規模は2650億円(約19億ドル)で2.3%減となった。
 反面、世界ウェブトゥーン市場規模はすでに37億ドルに達しており、2030年には56億ドル規模に急成長するという見通しが出ているとエコノミストは伝えた。
 エコノミストは『梨泰院(イテウォン)クラス』のような韓国ウェブトゥーンが日本の読者からも支持を受けているが、1960年代以降、変化もなく以前の方式を守ってきた漫画産業の保守的な構造がこのような対照的な状況を作り出したと指摘した。
 同時に韓国の成功をまねようとする日本政府の対外文化分野政策「クールジャパン」は失敗作となり、近い将来捨てられる可能性もあるとエコノミストは診断した。
 一方でエコノミストは、井上雄彦の『バガボンド』、三浦建太郎の『ベルセルク』などの作品を例に挙げて漫画は複雑なストーリーを伝えることができる構造、繊細な絵などの強みを守ってきたと伝えた。
 だが、エコノミストは日本の漫画の未来に対する不安は相変わらずあるとし、日本の有名漫画雑誌「週刊少年マガジン」の読者は平均年齢帯がすでに30歳を超えるほどで、漫画は高齢化問題に直面していると指摘した。



日本の漫画もデジタル化が進んでおり、韓国が強調しているように

今までの紙ベースでの表現方法とは変わってくるかもしれません。

韓国はウェブトゥーンをしきりに優れたものとして協調していますが

韓国人は作品を見せる媒体や表現方法にこだわっているようですが、

結局は作品の内容が最も重要なのです。

日本の漫画は日本だけでなく世界で認められた作品も数多くあり

韓国ウェブトゥーンのようにカラーにこだわらなくても

線画だから表現できる美しさも評価されています。

また、カラーにこだわると、作業負荷が増えるとともに

コスト増加や製作時間増加など、作品提供への悪影響が懸念されます。

日本の漫画をただ批判し、韓国ウェブトゥーンの優位性を誇るのではなく

お互いの良いところを取り入れていけばいいと思います。


日本の漫画読者の高齢化についてはその通りだと思いますが、

以前は漫画御読むのは10-20代であったものが、

最近では30-50代でも漫画を読むため、

読者の平均年齢は上がっていると考えます。

また、日本の漫画市場は紙媒体だけで考えるのではなく

電子媒体も含めれば、日本だけで6700億円の市場であるうえ

漫画の電子書籍までウェブトゥーンとして算入している可能性があり

記事内の数値比較には疑問符が付きます。


記事の画像は『俺だけレベルアップな件』という韓国作品で

2023年に日本でアニメ化されるようです。

残念ながら作品の内容に深みが感じられないため、

鬼滅の刃呪術廻戦のような大ヒットは望めそうにないです。

韓国が日本を超えるのはまだまだ無理ですね(笑)

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후쿠자와-福泽-福沢

日本や隣国の情勢を日記に書きとめています。